2011/05/23
5/17(火)、ケーブル局BET NETWORKSは“2011 BET AWARDS”のノミネートを発表し、CHRIS BROWNが最多となる6部門の候補に、LIL WAYNEが続く5部門の候補に上がった。
この発表の直後、アーティストたちはツイッターにBETとノミネートに関するつぶやきを投稿。BREEZYがBETとファンのサポートに感謝するコメントを寄せたのに対し、KEYSHIA COLEとTRINAはノミネート結果に納得がいかなかった様子で、TRINAに至っては「BETのクソったれ」と辛辣な言葉を投稿するほどだった。
“BEST FEMALE HIP-HOP ARTIST”のカテゴリーには、NICKI MINAJ、DIAMOND、LOLA MUNROE、そしてMASTER Pの娘であるCYMPHONIQUEがノミネートされたが、TRINAは規定に合わずに候補から外れてしまった。候補者4人のセールスと、彼女たちがポップ・カルチャーに与えたインパクトをTRINAのそれと比較すると、確かに納得がいかない結果かもしれない。幸いTRINAからのそれ以上の反撃はなかったものの、“あの4人が、なぜTRINAよりも上なのか?”という疑問は依然として我々の頭の中に残る。
そこでBillboard.comのコラム“THE JUICE”では、BETのSTEPHEN HILL氏に話を聞き、今回のノミネート選出のプロセスとTRINAの反撃についてなどを語ってもらった。
まずBROWNの最多ノミネートに関しては、HILL氏自身も「嬉しい驚きだった」と語り、「カムバックで見事にヒットを飛ばし、明らかに人気が高いことを証明した」とコメントした。
そしてノミネーションのプロセスに関しては、作品のリリースおよびビデオのO.A.時期が前年の4月1日からその年の3月31日までを対象に絞っていると説明し、その中から音楽業界、メディア、ブロガー、ファンなど150名のエキスパートたちによって最終的に候補者が選ばれる流れであることを明かしてくれた。候補者の最終選定は電子投票によって行われ、それぞれが各カテゴリーで5人を挙げるそうで、この選定員は毎年入れ替えられるという。
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